食卓の花

椿


食卓に椿の花が飾ってあった。

庭の木に咲いていたもののようだ。

これまであまり自宅の花を
食卓に飾っていた記憶がないので
ふと気になって母に聞いてみたところ
自宅の庭で果樹の剪定をしていた母のところへ
4歳の息子(母にから見れば孫)ががやってきて
丁度きれいな花を咲かせていた椿の花を
切ってほしいとせがんだらしい。

仕方なく切って渡すとその花を母に向け

「これは結婚の花です。結婚してください。」

息子が突然おばあちゃんに思いがけないプロポーズ!

なんだかちょっと照れくさいけれど嬉しかった。

母は少し照れながらも本当にうれしそうに言った。

あとで息子をこっそり問い詰めたら
偶然見たアニメか何かでやっていたことを
意味もわからず真似していただけだったこと 苦笑


母も喜んでいることだし、食卓も華やかになったので
この事は黙っていようかと思う。


こちらは読者様からのエントリーです
ニックネーム : ミムさん

はじめてのお誕生日

ふんぎゃ~と大きな声をあげたのを聞いた日。
早く会いたいなと思っていた存在にやっと会えた日。
初めてお母さんになった日。

あの季節が再び巡ってきた。


この一年、泣いたり笑ったり、いつもたくさんの感動をもらったよ。

な~んにも誇れることがなく、自分自身にすっかり自信を失ってしまっていた、そんな私のところに君はやってきてくれた。
最初は信じられなくて何度も何度もエコー写真を見たよ。
それからの日々は今までとは全く違った輝きを放っていた。
どんな辛い事があってもお腹にさわると不思議と勇気がわいてきたんだよ。

時が流れ、私はお母さんになれた。

初め寝返りをうった日。
初めておかゆを食べてくれた日。
初めてはいはいができた日。
初めてたっちができた日。

いつでもがんばりやさんの君は、すべてに一生懸命で。
何かできる度に我が家は写真撮影スタジオになったものだよ。
今まで考えてもみなかった小さなことに感動することを教えてくれた。

ありがとう、ありがとう。

大切な君にお礼を伝えたくて、お母さんは1歳のお誕生日に心を込めてケーキを作ることにしたよ。

でも君はまだ小さいから使えない食材がたくさん。
お砂糖やバター、卵をのぞいてホットケーキを焼いたよ。
小麦粉と牛乳とベーキングパウダーだけだったからきれいな焦げ目はつかなかったけれど・・・。
ホットケーキをハート型にくり抜いてスポンジ代わりに。
そして裏ごししたカッテージチーズに絹ごし豆腐を加えて生クリームの代わりに。
あとは大好きなイチゴとみかんでデコレーション。
『1歳』のろうそくをつけて、さあ、食べてくれるかな。

不安もあったけれど、君はぱくぱくたくさん食べてくれた。顔はあっというまにケーキだらけ。
手でつかんでもりもり食べている君を見て、作って良かった、って思うとともに、おっぱい飲んで寝てばかりだった君がこんなに大きく成長したんだ、ってしみじみ感じたよ。

君には未来がたくさん!
まだまだ新米のお母さんだけど、これからも一緒に歩んでいこうね。


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ニックネーム : チンチラさん

“上司”が私にくれたもの

私が仕事を辞めてからまもなく12年が経とうとしています。

この12年間、一度も会っていない上司に、昨晩の夢のなかで“再会”しました。
その上司は男性でしたが、男女の別なくとても厳しく真摯に誠実に仕事を教えてくれました。

夜中、泣きながら帰路を歩いたことも何度もありました。
もうやっていられないと思ったことも何度もありました。
でも、そんな私を“背負って”くれた上司のほうが私よりも何倍も大変だったに違いないと、今になって思います。

あのとき上司から教わったことが今の自分の基礎になって、ものをしっかりと見る目も(少しずつですが)ようやくついてきたような気がします。

あらためて感謝の言葉を伝えたいと思い続けていますが、残念ながら所在がわからず会う術がありません。

昨晩の夢の中で微かには伝えられたような気がするのですが、いつか必ず、本人に感謝の言葉を伝えます。「こんな根性無しの私を我慢して鍛えてくださって本当にありがとうございます」と。


こちらは読者様からのエントリーです
ニックネーム : マネキミケさん
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